円安
ドルとの相対的な値段の変動の事で円の価値が下がっている状態のことを円安といいます。
簡単に1ドル100円の状態から1ドル120円になる事を円安になるといっています。
数字だけ見ると円の数字が上がっているのですが、実質は円の価値が下がっている状態なのです。
1ドル買うのに100円ですんでいたものが120円かかってしまうのです。
そういった状況の事を円安が進んでいるといいます。
円安になるとどうなるのか。
大きくは輸出が有利になります。
円の価値が低いので海外での日本製品が安く買えるようになります。
海外での需要が増えることになりますので輸出が増えるわけです。
当然外貨で支払いが行われるわけですから円の価値が安い、1ドル120円の方が円に換算したときに有利な事も分かると思います。
逆に輸入品は高くなります。
5ドルのものが500円で買えたのに、600円出さないと買えなくなってしまうからです。
その為国内の市場が外国製品につられて価格が高くなる傾向にあります。
円安になると商品が売れにくくなります。
これが円安のデメリットになります。
上記のように円安のメリットは外貨に対する円の価値の低さを利用するものになります。
なので外貨による資産運用も場合によっては多くの利益を生むときも有るのではないでしょうか。
円から外貨を買うときは円安は不利になりますが、他の外貨で運用する価値はあるかと思います。
円安とはドルに対する現在の状態をさす言葉ですので混乱するかもしれません。
